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未経験からの転職 2025/01/12

志望動機はどう書く?未経験者のための「転職基礎知識」

志望動機はどう書く?未経験者のための「転職基礎知識」
転職して新しい業界・業種に挑戦したい場合、求人情報に「未経験者歓迎」の言葉があると安心しますよね。ただ「本当なの?」と疑問に思う方も多いのではないでしょうか。

このコラムでは企業側が考えている「未経験者歓迎」の真の意味を理解したうえで、転職を成功させる志望動機をどのように書けばいいか解説します。

「未経験」は3種類に分類される

転職の求人情報で目にする「未経験」は、3種類に分けることができます。それぞれ詳しく見てみましょう。

1.業界が未経験
営業や広報、販売員といった職種は前・現職と同じで、美容からアパレルへ、製造からITへと異なる業界への転職をするパターンです。

職種に関する知識やスキルは共通している部分が多いため、業界特有の知識や習慣を身に着ければ、即戦力として活躍できると、企業からの期待も高めです。転職での「未経験者歓迎」はこのパターンが一番多くなります。

志望動機でアピールしたいのは、これまでの仕事における成功事例や経験です。応募先企業のビジネスモデルや仕事をイメージし、どのように活躍したいかを伝えましょう。
2.職種が未経験
アパレル業界の中で、販売員からバイヤー、IT業界で営業からエンジニアなど、同じ業界の中で異なる職種へ転職するパターンです。

業界知識があるため、比較的スムーズに転職先に馴染むことができる、また、将来的には2つの職種を横断して仕事のできる人材になれる、と企業から期待されます。

志望動機のアピールポイントは「業界知識」です。前職の業務と志望する新しい職種の関連するところや、なぜ別職種に興味を持ったか、どんなことをやってみたいかを盛り込みましょう。
3.業界も職種も未経験
全く新しい分野へ挑戦するパターンです。年齢が高くなると厳しくなりますが、20代では実績や経験よりもポテンシャルを重視して採用することが多いため、挑戦しやすい求人と言えます。

企業からは、業界や職種の経験や先入観がない分、柔軟な発想や斬新なアイディアを期待されるでしょう。

アピールポイントはなぜ新しい仕事にチャレンジしたいか、という熱意です。採用する側も「なぜ応募したのか、どんなことを期待しているか」を知りたいと思っています。しっかり説明できるようにしておきましょう。

志望動機が書類選考のカギ

転職成功の第一歩は書類選考を突破することです。経験や実績が少ない20代にとっては、職務経歴書よりも志望動機が重要な判断基準になります。

業界、職種で前・現職と共通点がある場合は、前・現職での実績をアピールしましょう。数字やデータを使って具体的に説明し、異業種の採用担当者でも理解しやすいようまとめます。

その際、スキルや資格など、異なる職種でも活躍できるアピールポイントがある場合は、必ず記入しましょう。知識があると判断されるため、有利になります。

全くの未経験の場合、積極性や柔軟性、コミュニケーション力の高さや、応募企業への熱意があることをアピールします。

書類選考を突破する志望動機のまとめ方

忙しい採用担当者の目に留まる志望動機を、1人で書き上げるのは難しいものです。限られた時間の中で転職を成功させるには、志望動機のまとめ方のコツを知っている転職エージェントを利用するのが転職成功の近道です。

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