適職発見 2025/01/16「好きなこと」とは限らない…自分に合う仕事探しの第一歩は自己分析

新卒での就職活動時に「自己分析」を行った方が多いのではないでしょうか。転職を考えたら、ぜひ再びやってみてください。以前とは違う自分が見えてくるはずです。
自己分析をすることで、キャリアで大事にしたいことや、今後のキャリアパスが具体的に浮かんできます。一歩でも早く適職を見つけるために、自己分析を行うメリットと具体的な方法を改めて確認しましょう。
自己分析は適職を見つける第一歩
転職時の自己分析は、今までのキャリアを振り返るところから始まります。自分の特徴や強み、弱み、仕事のスタイルや大事にしたいことを再確認し、今後の目指したい方向性やキャリアパスを明確にしましょう。目的を持って、真剣に自己分析に取り組むことが、適職を見つけ出す第一歩です。
自己分析で得られるメリット
好きなことを仕事にしたいと思う方が多いですが、好きなことが適職とは限りません。自己分析を行わずに、興味関心だけでなんとなく転職活動をすると、なかなか適職に出会えず、転職を繰り返すことになり負担が増します。手間はかかりますが、最短で適職に出会うために、自己分析は必ず行いましょう。
また、自己分析を行うことで、自分の考えや主張に一貫性がでます。そのため、面接でいろいろな角度から聞かれても、筋の通った回答ができ、採用担当者を納得させることができるだけでなく、あなたの信用度も増します。
自己分析はキャリアの棚卸から始める
自己分析に決まった方法はありませんが、代表的なやり方をご紹介します。
まずは、キャリア・スキルの「棚卸」を行います。今までに、いつ、どこで、どのような業務を行ったか、どのような結果が出たか、そこから何を学んだかなど、具体的な数字を含め丁寧に書き出します。
頭の中だけで考えていると混乱することが多いだけでなく、その後の情報整理も難しくなります。メモ程度でもいいので書き出すことが重要です。視覚情報として目の前にあることで、客観的な立場で自分を見つめ直すことができます。
失敗や弱点もアピールに転化
つい成功体験ばかり書きたくなりますが、失敗したことや短所も書き出しましょう。すると、失敗から学んだことや弱みの裏側にあるアピールポイントも見えてきます。
次にそれぞれの情報に対し、なぜそのような結果になったのか、その時どのような気持ちだったのかなどを問いかけ、深堀りしていきます。
すると、チームで協力しながら仕事を進めていくのが好き、数字で結果が明確に出ると達成感を得られる、新しいアイディアを生み出すのが得意、といった自分の特徴が見えてきます。
その後、どのような職場なら自分の強みを活かせるか、キャリアアップできるかを考え、今後の目指したい方向性を整理し、まとめます。自己分析で得た内容をもとに、自分にふさわしい職場や業界、職種を探すことで、限られた時間の中で適職に出会うことができるでしょう。
自己分析は他者の力を借りよう
自分の過去と客観的に向き合うことは、難しいものです。限られた時間の中で効率よく転職活動を行うには、積極的に転職エージェントの力を借りましょう。
「転職セレクトなび」なら、キャリアコンサルタントが丁寧にカウンセリングを行い、あなたの強みや仕事への希望を一緒に整理し、ふさわしい求人情報をご紹介します。ぜひ、お気軽にご相談ください。