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今どきの転職事情 2025/06/11

「飲食業界で正社員」は実はチャンス?成長する業界・サービスと最新トレンド

「飲食業界で正社員」は実はチャンス?成長する業界・サービスと最新トレンド

飲食業界での働き方というと、パートやアルバイトのイメージが強く、正社員として働くことに不安を覚える人もいるかもしれません。しかし、実は飲食業界で正社員として働くことはチャンスでもあります。今回は、飲食業界で成長している業態やサービスの最新情報を紹介します。

飲食店における成長企業の動向

レストランやファーストフードなどの外食産業は、さまざまな国のカルチャーやブームによって成り立ってきた業界ですが、最近はインバウンド需要、デリバリーやテイクアウト、オーガニックなどさまざまなテーマで潜在的なニーズを喚起しています。

サービスの多様化に加えて、オンライン予約やキャッシュレス会計、セルフレジなど、ITサービスの導入によって業務効率化が進んでいます。居酒屋やカフェなどでは、モバイルオーダーは当たり前になりつつあるといえるでしょう。時代の変化に伴って、成長している企業は生き残るためにさまざまな工夫をしています。

新たな業態で成功するチャンスがある業界ですが、近年は人手不足が深刻化しており、求人は増え続けています。ニーズを掘り起こす企画ができる人材や、商品・サービスのデリバリーを設計・改善できる人材は引く手あまたとなっています。

飲食業界の将来

・テイクアウトやフードデリバリー 

2020年からのコロナ禍によって、テイクアウトやフードデリバリーを始める飲食店が増加。「Uber Eats」などのフードデリバリーサービスが話題になりました。従来のように飲食の提供だけを目的とするのではなく、時代に合わせた新たな対応を行う飲食店が増加しており、この流れは今後も続くと予測されています。 

・健康志向

現代は健康を意識した食生活を重視する消費者が多くなり、ヘルシーなメニュー、栄養価の高いメニュー、オーガニック食品などを提供する飲食店が増えています。ビーガンやベジタリアン向けのメニューを提供し、消費者に選択肢を与える飲食店もあります。今後も健康志向のメニューを掲げる飲食店が伸びていくでしょう。

・体験型レストラン

近年、食に関する体験の人気が高まっており、料理教室、ワークショップ、特別なイベントなど、飲食以外の体験を提供しているレストランが登場しています。料理を通じてのコミュニケーションや学びを得たい人に支持されています。

・セルフサービス型

人手不足を補い、効率性を重視するため、セルフサービス型の飲食店も注目されています。デジタル技術を駆使した自動オーダーシステムを導入することにより、待ち時間を短縮し、スムーズなサービスを提供することが可能です。

・海外展開

「新たな市場獲得を狙う」「ニーズやトレンドの変化に対応していく」などで、海外展開を強化する企業が増加しています。健康的なイメージがある日本食は海外から注目を集めていることも関係しています。

テーマ特化型サービスやDX化推進企業への転職はチャンス

テーマ特化型レストランとは、特定のテーマやコンセプトに基づいてデザインやメニューを組み立てた飲食店のこと。たとえば、アニメやゲーム、映画などのキャラクターを取り入れたレストランもそのひとつです。

「食」を扱うという前提はありながら、サービスを体験するという視点で他店舗との差別化を図っています。お客様が求めている価値、ニーズをキャッチしてアイデアを形にする仕事には、「やりがいが感じられる」「将来性が見込める」といった魅力があります。

飲食業界にもDXを推進する企業が増えており、デジタル技術やAI(人工知能)などのシステムを導入し、従業員やお客様の満足度向上、業務の効率化による売上向上などを実現しようとしています。飲食業界では、新しい技術や企画を積極的に採用する企業への転職がキャリアアップのチャンスにつながるでしょう。

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